ただでさえ人手不足の訪問介護、基本報酬引き下げでヘルパー達が我慢の限界に「終わりの始まり」

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「やる気が萎えた」全国のヘルパーが激怒、訪問介護の基本報酬がまさかの引き下げ 国の方針のウラに隠れた「ある変化」とは

 「4月の報酬改定では、訪問介護は引き上げだろう」。多くの関係者がそう思っていた。

 ところが、1月下旬に厚労省が発表した改定方針で、訪問介護の基本報酬は2%強引き下げられた。他のサービスはほとんどが引き上げだった。

 「まさか」「あり得ない」。介護事業所やヘルパー、利用者らでつくる市民団体が抗議の声を上げると、1週間ほどで全国の約360団体、約2500人から賛同が集まった。

 「意欲を持って働いている日本中のヘルパーの気持ちを萎えさせた。これは在宅介護の終わりの始まりだ」

 厚労省が訪問介護の基本報酬を引き下げるのはなぜなのか。根拠としているのが、2022年度の経営実態の調査で訪問介護が他のサービスに比べて利益率が高かったことだ。例えば、特別養護老人ホームが1.0%の赤字だったのに対し、訪問介護は7.8%の黒字。全サービスの平均値(2.4%黒字)も大幅に上回っていた。

★~☆·☆.~同舟*∴*~★

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